お気に入りの陶器

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初めて作った蓋付きの茶壺。頭と肩にかけての丸みと腹から底へ向けての直線が柔らかさの中にちょっとした緊張感を持たせているのが気に入ってます。釉薬は織部と黄瀬戸を中心に吹き付け底は淡いブルー(写真では分かりづらいかな?!)上にあがるにつれて織部独特のグリーンへと上手く色の変化が出ています。壺の肩の辺りがビギナーズラックで「とびカンナ」という紋様が出てしまっています。これは成形時、カンナで削る際にできる紋様で、私の作品は自然と紋様がついてしまい、その紋様に織部の色が上手く馴染んでれてます。この作品は自分で言うのも何ですが見て飽きない作品だと自負しております

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右の作品は直系30cmの大皿?!土は「クロ」を使用しております。「クロ」の中には小さい砂利が入っていて焼き上がりが野生的なのが特徴です。釉薬は松灰と緋色、緋色が大皿の中で渦を巻いているようにしてみました。これもお気に入りの一品です。

c0035309_1339136.jpgこれも趣のある陶器で気に入ってます。土は京赤土を使い釉薬は松灰と緋色を使用しています。実際は電気釜で焼き上げているのですが、上り釜で焼き上げたように仕上げるために一方向から二つの釉薬を吹き付けてます。(上り釜は一方向から炎が上がって来て松の灰の色と炎の緋色を着けます)焼き上がりは既に時代を感じさせてくれます。私は茶葉入れのつもりで作ったのですが、家族が一目見て「梅干しを入れるのに良さそうね」と、、、これには私も失笑してしまいました。

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この皿の銘は「雲の合間から見る青空」です。銘の通り白い雲の間から透き通った青空が見えるように釉薬をかけました。まず「ルリなまこ」という皿の中心部の色をしっかり吹き付け、「白マット」という釉薬を濃いめにつくり筆で回りから垂らしたらした白マットとルリなまこのあいだに通常濃度の白マットを吹き付けた器です。夏
の晴れ渡った天気の日に思い付いた皿で実際の焼き上がりは幻想的で自分のイメージ以上の出来に自分自身びっくりしています。
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この器はタタラ(粘土の固まりをある厚さにきった物)を家にあったクヌギの丸太の表面に押し当て模様を付けた物。横から見ると半円形になって安定感がないので下に下駄と同じような足を付け安定させました。形の面白さを活かす為釉薬は敢えて焼き上がりが金属的な表面になるように油滴天目を使用。クヌギの表面の紋様の荒々しさが流れる激流を思わせる趣がある作品となりました。c0035309_958641.jpg

この作品の名は「飛沫」器の側面に残った指の後が飛沫ににていることからつけました。
土は赤土で水挽きで挽いたものです。釉薬は「そば」というものを使いました。なかなか軽くできておりご飯茶碗にも良いのではないかと思ってます。今まで掲載された器の中ででは一番実用的な器になりました。
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# by sunashu | 2005-01-16 22:55